2023年1月8日COMIC CITY 大阪 123の出張編集部に行ってきました
エクレア文庫の出張編集部へ
1/8に私はインテックス大阪の赤ブーブー主催イベント、COMIC CITY 大阪123にいた。メインの目的は自カプのオンリーイベント開催を嘆願する新刊カード投票だ。
【ご報告】
託して頂いた新刊カードが50枚集まりまして、先程「土沖オンリー」に投票させて頂きました㊗️
ご寄付頂いた方、お声がけ頂いた方、ご協力頂きありがとうございました! pic.twitter.com/L3SJHeovKJ— さざ (@saza0708) January 8, 2023
これは語りだすと話が確実に逸れるので割愛するが、このために十数年ぶりにインテまでイベントに行った。一泊予定だったのだがコロナの猛威で泊めてもらう友人宅がNGになってしまい、日帰りになってしまったこともあり、もう少し遥々インテまで行ったので何かしたい気持ちになっているところに飛び込んできた、エクレア文庫社の出張編集部受付の知らせ!
漫画の出張編集部はよくレポ漫画があるが、小説の出張編集部はエクレア文庫さんともう一社さんしかおそらく受け付けておらず、タイミングよくサークル参加していないと受付て貰うのは難しい現状です。

これは講評を頼むしかないなぁ!
勝手に運命を感じてノリノリで持ち込むことにした。
出張編集部に二次創作の小説を持ち込んだ動機
私は少しだけ一次創作も書くが、メインは二次だ。ありがたくもここ数年は感想を頂く機会にも恵まれ、趣味として楽しくやっている。
二次創作は原作/キャラ解釈/ファンの年代etcなどで好みが分かれるものであり、「小説そのもの」の評価を受ける機会はほぼない。原作の2人の隙間産業やifストーリーを組むのが楽しいし、読むのも好きだ。
創作全般に言えることだが「うまく」なるためにはひたすらインプットしてアウトプットし続けるしかないと思う。今活動しているジャンルは再熱したジャンル/カプであり、自身が10年以上前に書いていた小説が同カプで存在しているのだが明らかに上達している。これはひたすら私が入れて出してしてきたからだろう。小説の話だよ。
ゴールも正解もない二次創作において、読むことがお仕事の方に「小説」のみを見て頂いたら自分は今どのくらい書けているのだろう。それが無性に知りたくなったのが動機だった。
当日「エクレア文庫」へ小説の持ち込みへ
持ち込む小説の厳選
エクレア文庫の出張編集部での小説持ち込みは同人誌1冊を提出形式。講評は後日メールにて返送して頂けます(後述)。
私が直近で書いた同人誌は下記4冊
- 原作軸オメガバースパロ
- 原作ifメリバ
- ワンドロなどのWEB再録集(短編メイン)
- 現パロ
持ち込み時はレーベルに合わせた作品が多分良い。エクレア文庫さんは「“美しさ”にこだわったBLノベルを…」がコンセプトのBLレーベル。ハッピーエンドメインでオメガバースも多く取り扱っているので実質一択で「原作軸オメガバースパロ」を提出することにしました。
こちらの話です。A5/68P/5万文字程度。書き下ろし部分以外はpixivでも読めるのでよかったら。
朝イチで出張編集部コーナーへ
当日の朝、夜行バスで大阪に降り立った私は速攻で新大阪から出てるシャトルバスに乗ってインテックス大阪へ向かった。8時サークル入場開始で2分前くらいに現地についた。サークル入場待ちの列に並ぶと同時に列が動き出すようなタイミングだった。
自分のスペースの館を素通りして、出張編集部のある館までダッシュである。(走ってはいません)
今回持ち込むのは既刊本なので段ボールで宅配搬入してあったが、朝イチ持ち込みのため一部だけ手持ちで持ってくるほどの本気さだ。
サークル会場直後真っすぐキャリーバッグカラカラしながら移動して、整理券は10番でした。
そして整理券は1時間ほどで無くなり、一般開場時間に少しだけ受付してまたすぐ終了していました。
エクレア文庫の整理券に記入
記入内容は氏名・連絡先などの個人情報や作品に関すること。あとは講評のレベル(デビュー希望/アドバイス希望甘口・中辛・辛口)などの欄があります。私はせっかくなので辛口で提出。
エクレア文庫様の小説部門がとにかく人気で机が足りず、私はキャリーバッグを机替わりにして書いていたのですがそんな混雑の中、

履歴書書く感覚で記入してください
と赤ブ―のスタッフさんが言っていたのを今でもハッキリと覚えています。
必要事項を書いた整理券と、同人誌一冊を添えてスタッフさんに提出し、4ヶ月後くらいに講評が届きますと伝えられて受付完了。
漫画と違ってその場で講評は頂けませんが、サークル参加なので途中で抜ける必要がないのは逆にありがたかったです。
エクレア文庫の出張編集部の講評
ひたすら講評レポートメールが来るのを待つ
デビュー希望でもないのに無償で見て頂けるので、ありがたく感謝の正拳突きをしながらひたすら待ちます。4ヶ月程度といわれましたが途中でSNSで連絡があり、1月インテの講評は5月末になったことが分かりました。
またツイート検索をした感じ、見て頂けた作品から送信して貰えるのではなくすべて出そろってから送信しているようです。12/18の方は4/28、1/9は5/31どちらも最終営業日に一斉送信だったようなので今後また受付があった場合も長めで見込んで待っていると精神衛生上よいと思います。そろそろかなって待ち続けるの意外と心にキます。
エクレア文庫より出張編集部の講評が届きました…!
講評はストーリー、設定、文章力などの6項目が5段階評価、コメントとして良かった点と改善点がフリースペースで箇条書きにしてありました。
良かった点はセリフなどドキドキするセリフ回し、原作を活かしたオメガバ設定のオリジナリティなどを褒めて頂きました。
気になる改善点の方は逆説の接続語が多い、惹かれあう理由の描写をもう少し丁寧にみたいなことがもう少し丁寧に書いて頂けてPDFになってました。接続詞については自覚が全くなかったのでなるほど!?という発見でしたし、惹かれあう描写が薄い部分は二次創作にありがちの指摘だなこれ……と納得しました。原作で隣り合って会話してる!はい結婚してる!!!みたいになりがちなオタクなので今作に限らず気を付けないと。
持ち込んだ直後、辛口にしたので「全然ダメ、小説向いてないって言われたらどうしよう……」みたいに若干後悔もしましたが、具体例で「良くなる」アドバイスをしてくださっているので結果を受けて落ち込むことはなかったです!
とりあえず講評を受けてインプットのために2冊見繕ってみた。
逆説の接続詞無意識だったんだよね。
出張編集部の講評を受けて
とりあえず講評を頂いた直後の気持ちを残しておきたくてこのレポートを書きました。
あと自分が持ち込んでから結果が返って来るまで他の方のレポ読むの楽しかったのでこのレポもどなたかの楽しみになれば幸いです。
インプットアウトプットしてまた何か気づきが有ったら追記します。
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